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株主のみなさまへ

株主のみなさまへ

株主のみなさまにおかれましては、平素より格别のご高配を赐り厚く御礼申しあげます。

代表取缔役社长

石田 郁雄

経営计画「Mission 2030」フェーズ2は、「稼ぐ力の再構築」と「新たな成長ステージへの基盤固め」に注力し、この期間中に営業利益の過去最高益更新とROE8%を目指します。

2025年度のわが国経済は、个人消费や设备投资に持ち直しの动きがみられるなど、景気は缓やかな回復に向かいました。世界経済は、全体としては持ち直しましたが、米国の通商政策の动向や中东情势の紧迫化などにより、先行きは不透明な状况にあります。
このような状況下、当社グループは、2023年度にスタートした8カ年の経営计画「Mission 2030」に掲げる「事業価値創造」、「人財価値創造」、「経営価値創造」の3つの成長戦略にもとづく施策を推進し、業容の拡大と収益の確保に注力いたしました。
この结果、当期の业绩は、电子?先端製品の贩売数量が増加しましたが、原燃料価格の下落に応じた贩売価格の见直しなどによる手取り减があり、売上高は3,842亿円と前年同期に比べ160亿円の减収となりました。収益面では、営业利益は262亿円(前年同期比118亿円増)となり、経常利益は193亿円(前年同期比117亿円増)となりました。亲会社株主に帰属する当期纯利益は、米国製造子会社麻豆番外篇パフォーマンスエラストマー社(以下顿笔贰)に関わる特别损失を计上した一方で、特别利益として大船工场の工场用地の譲渡益や政策保有株式の売却益を计上したことから、157亿円(前年同期は123亿円の损失)となりました。

当社グループは、経営计画「Mission 2030」の策定時からの急激な事業環境の変化等により収益力が低下し、業績立て直しが急務となっていたことから、2025年度は、収益課題を克服し成長軌道へ回帰するため、投資の厳選を徹底し財務規律の統制を図りながら、「ポートフォリオ変革の加速」と「稼ぐ力の回復」を最優先に取り組みました。
ポートフォリオ変革の最优先事项である米国クロロプレンゴム事业の抜本的対策については、顿笔贰がクロロプレンゴム製造设备を期限を定めず暂定停止しました。顿笔贰では、製造设备の安全な状态での休止を目的として、原材料や中间品などの物质の抜き出しおよび処分作业を进めており、これらは最终段阶を迎えつつあります。今后も连结上一定の特别损失の発生が见込まれており、资产売却等による补填を検讨するとともに、これら负担を最小化すべく、関係当局も含めたステークホルダーとの协议等を着実に进めてまいります。また、不採算事业の整理として、セメントの生产停止や、カラリヤンフィルム?テープ事业からの撤退と合繊かつら用原糸のシンガポール子会社への事业集约を断行いたしました。さらに、事业构造改革として、スチレン関连事业については、2027年4月を目途に分社化の検讨を开始することを决定しました。分社化により事业の独立性や採算性を高め、构造改革の推进力强化につなげるとともに、外部パートナーとの协业や资本提携など多様な戦略的选択肢を取りうる体制等を整えることといたします。そして、临床検査薬メーカーであるカイノス社を日本政策投资银行との共同出资により子会社化し、海外展开も含めシナジーの最大化を図っていくことといたしました。
2025年度の业绩は、前述のポートフォリオ変革の加速とあわせて、従来とは违った社外の知见を全面的に活用したコストダウン等の施策を全社一丸となって强力に推し进めたこともあり、営业利益は必达目标としていた250亿円を上回り、262亿円となりました。

当社は、今般、経営计画「Mission 2030」の見直しをおこないました。不採算事業の整理や事業構造改革、成長分野での先行投資を実施した2023年度から2025年度までをフェーズ1とし、2026年度から2028年度までの3カ年をフェーズ2として、さらなる成長に向けた「稼ぐ力の再構築」と「新たな成長ステージへの基盤固め」に注力する期間と位置づけ、この期間中に営業利益の過去最高益更新とROE8%を目指すことといたしました。
フェーズ2での取组みは、成长戦略?构造改革?财务规律のバランスが取れたものとすることを基本とし、事业领域ごとに「成长ドライバー」、「安定成长」、「キャッシュカウ」の方向性を明确にしたうえで、それぞれの事业领域において、「戦略的拡大」「先行投资の刈り取り」「资本効率改善?事业モデル転换」の3つに区分し、领域别の事业戦略に基づき、メリハリをつけて実行いたします。
また、さらなる成长に必要不可欠な新规事业创出は、2030年度を见据えて、早期事业化の実现を図るため、当社の强みである有机、无机、バイオの技术知见を基盘に既存事业の周辺の潜在ニーズを掘り起こしていく「浸み出し戦略」に重点をおいた取り组みを展开いたします。
本年度からスタートした経営计画「Mission 2030」のフェーズ2では、これらの施策を確かな成果につなげる覚悟をもって実行することで、稼ぐ力を再構築し、新たな成長ステージへの基盤を固めてまいります。
そして、フェーズ3以降は、「ICT & Energy」における市場拡大を捉えた勢いのある成長分野と、「Healthcare」における安定的で着実な成長分野という、異なる角度の成長トレンドを掛け合わせたベストミックスを通じて、また「Sustainable Living」は勝ち残る事業に厳選し、社会課題の解決につなげることで、麻豆番外篇らしい持続的な成長を実現してまいります。

株主のみなさまにおかれましては、より一层のご理解とご支援を赐りますよう、お愿い申しあげます。

株主还元方针

財務規律を統制しながら成長戦略を推進すると共に、「経営计画8年間(2023~2030年度)累計の総還元性向50%を目安とし、1株当たり配当額の維持?増加を目指す」という株主还元方针は維持。

※総還元性向=(配当+自己株式取得)÷ 親会社株式に帰属する当期純利益